前回は中之条町内会場と四万温泉エリアを回ったビエンナーレ。 10月2日に再度でかけた。
今日は六合地区、暮坂、沢渡、伊参、できたら名久田も。
まず六合の長英の湯広場に駐車。
広場には板張りの船と板の波。 山に船とは。
次に湯本家の会場へ。
養蚕がさかんだったこの地区、蚕や繭をデザイン。
住宅裏には鹿の像。 素材は銅かな?
蔵の中にも不思議な鹿のモチーフ。
ストローで作ったオブジェ。
住宅の窓にはドローイング。 これはブルガリアの作家の作品。
六合赤岩には変わった鶏頭がたくさん咲いていた。
次に花楽の里へ。
六合を出る頃から雨が降り出した。 午後2時頃からのはずなのに午前中から降り出すとは。 花楽の里の明るいギャラリーいっぱいの作品。 大きさが伝えにくいな。
次は沢渡温泉。 雨の中、坂道を歩いて登って行った。
床一面に細胞のような微生物のような絵が並んでいた。 きれいだけど、写真だと伝わりにくい。
牧水の旅、という作品。 少し前に暮坂峠の若山牧水の銅像が盗まれる事件があった。 銅像の足首から無残に切られて持ち去られた。 小さいけれどなかなかいい造形の像だったが。 最近、犯人が捕まったが、銅は溶かしてしまったらしい。 この人非人がぁ! そこで像がまた作られることになり、今度は石像だというニュースがあった。その石像作成を担当した彫刻家らしい。 牧水の帽子と残された銅像の足の部分・・・・・・印象深い作品だ。
温泉街の倉庫に使われているような建物の中に猫が寝ていた。 ちゃんと餌いれと水が置いてあった。 シャム猫がはいってる?
次は寺社原田圃というたんぼの中の動くアート。 風と土の接点。
しかしそこに着くと、おじさんがアートを農業用ハウスの中に収納している最中。
たんぼの風を受けて、レールの上でヘリウムガスを入れた風船がふわふわ揺れるのだが、あいにくの雨。 表面が濡れると重さで下へ下がってしまうのだそうだ。 このアート作品の管理をまかされている田圃所有者のおじさんも今日の雨を残念そうに話してくれた。 テレビ番組で見てちょっと楽しみだったので、こちらも残念だった。 ビエンナーレのアーチストはこうして地元の方の協力によって作品を制作しているのだね。
次は旧沢田小学校。 また廃校になった校舎か。
生徒が使っていた机を積み上げて、天板に穴を開けた作品。 光が漏れておもしろい。
2階はイスラエルの作家の企画展があった。 テーマは、 Neither Black, Nor White
午後3時近く、雨がけっこう強くて、寒いので意気も上がらず、もう中之条で買い物して帰ろうか、とも思ったが、やっぱり伊参は見に行こう、と初志貫徹だ。
伊参スタジオとイサマムラを見に行った。
よく見ると、ソロバンをデザインしている。
満開の桜? 美しい作品。
この辺はもう駆け足。
最後は印象的な、白い静物画。 そして名久田エリアは諦めた、残念。 晴れていればなぁ。
こうして2017年の中之条ビエンナーレは9日に終了した。 全部は回れなかったが、31箇所中23箇所のスタンプをゲットした。 なかなか頑張った。 また2年後を楽しみに!