人気ブログランキング | 話題のタグを見る

NASCAR2017 第24戦ブリストル

今期2度目のブリストル。
1周0.533マイルを500周266.5マイルのレース。
バンクはターンが24~28度、フロントストレッチが5~9度、バックストレッチが4~8度。
フュエル・ウインドウは170~185ラップ。
ステージ1&2 : 125周  ファイナル・ステージ : 250周

今回は、トラックのインラインにトラックバイトという滑りにくくなる塗布剤を塗ってある。 そのラインを走るのが有利ではあるが、周回を重ねると滑り止めが効きにくくなるとのこと。 インラインを走れなくなった時、ドライバーはどこを走るか、どこのラインが速くなるか、そこも注目。

ブリストルでの現役最多優勝は5勝のブッシュ兄弟。 特に弟のカイル・ブッシュは、2010年にトラックシリーズ、Xfinitiy(当時のネイションワイド)、カップシリーズを勝って、トリプル・スウィープを達成している。 今回もカイルは2つのカテゴリーを勝って今日のレースに臨んでいるので、トリプル・スウィープ2度目のチャンス。 しかし発走は18グリッドから。 このブリストルは抜きにくいコースでもある。

ポールポジションは エリック・ジョーンズ  フロントローは カイル・ラーソン

オープニングラップ、 ジョーンズ、チェイス・エリオット、マーティン・トゥーレックスJr、カイル・ラーソン、マット・ケンゼス
4周目、エリオットがリーダーへ、以下ジョーンズ、ラーソン
6周目、ジョーンズ、ラーソン、エリオット。 ブラッド・ケセロウスキーはタイヤトラブルでスローダウン。
9周目、ケンゼスが3位へ。
20周目、ジョーンズ、ケンゼス、エリオット
25周目、ジョーンズ、ケンゼス、エリオット、ラーソン、トゥーレックス、ジョーイ・ロガーノ、ダニエル・スアレス、リッキー・ステンハウスJr、ライアン・ブレイニー、カイル・ブッシュ
42周目、ラーソンがエリオットをパスして3位へ。
47周目、ラーソンが2位へ。
51周目、ラーソンがジョーンズをパスしてリーダーへ。
61周目、1回目のコーション。 エリック・アルミローラが右前タイヤのダウンからウォールにヒットした。
各車ピット作業。 
68周目、リスタート順は、ラーソン、ジョーンズ、トゥーレックス、エリオット、ロガーノ、カイル
69周目、ラーソン、エリオット、カイル  アウト側スタートが有利のようだ。
73周目、ジョーンズがカイルをパスして3位へ。
100周目、ラーソン、カイル、エリオット、ジョーンズ、ケンゼス
115周目、ラーソンがラップダウンのケセロウスキーのインを抜いていこうとした時、カイルがアウトからパス。競り合いからカイルがトップに出た。
117周目、ラーソンがトップを取り返した。
120周目、まだラーソンとカイルのトップ争い。
125周目、ラップダウン車が入り乱れる中、トップ争いの2台。 ラップダウン車に詰まったラーソンのインをカイルとジョーンズが抜けた。
ステージ1終了。 カイル、ジョーンズ、ラーソン、エリオット、ケンゼス、デニー・ハムリン、ブレイニー、ロガーノ、トゥーレックス、ジミー・ジョンソン
各車ピット作業。
136周目、リスタート順は、ジョーンズ、ラーソン、ケンゼス、エリオット、ハムリン、カイル
137周目、ジョーンズ、ハムリン、カイル
139周目、カイルが2位へ。
145周目、ジョーンズとカイルの差は0.5秒。
166周目、カイルがアウトからジョーンズをパスしてリーダーへ。
177周目、カイル、ジョーンズ、ラーソン
179周目、ラップダウン車に詰まったカイルをインからジョーンズがパス。
199周目、カイルがアウトからジョーンズをパス。
200周目、ステンハウスがターン②でウォールにヒットしてスローダウン。
3回目のコーション。 各車ピット作業。
208周目、リスタート順は、カイル、ジョーンズ、ラーソン、ハムリン、トゥーレックス、ケンゼス
すぐカイル、ラーソン、ケンゼス の123。 やはりアウトからスタートが有利か。
213周目、ケンゼスが2位へ。 今期まだ未勝利、さらに来シーズンはジョー・ギブスを出るケンゼスは、プレイオフへ進むために勝ちたい1戦だ。
220周目、A.J.アルメンディンガーの車から白煙。 少し前にクリス・ブッシャーとコンタクトして、タイヤが当たっているためか。 しかしコーションは出ない。
232周目、4回目のコーション。 コーナーで急にオースティン・ディロンがスピン、そこへジェフリー・アーンハートがTボーンクラッシュ。 カイル、ラーソン、ジョーンズなどがピット作業へ向かった。 カイルはステージ2を捨てたようだ、まぁステージはどうでもレースに勝つことが大事だね。
245周目、リスタート順は、ケンゼス、ジョンソン、ケヴィン・ハービック、ライアン・ニューマン、デイル・アーンハートJr、ポール・メナード(以上6台ステイアウト)、カイル、ラーソン
250周目、ステージ2終了。 ケンゼス、ジョンソン、ハービック、ニューマン、ジョーンズ、ラーソン、ハムリン、カイル、メナード、クリント・ボウヤー
さっきステイアウトした6台はピットへ。 ケンゼスはペナルティを受けてしまった、なんのためにステージ2を頑張ったのか?
258周目、リスタート順は、ジョーンズ、ラーソン、ハムリン、カイル、エリオット
カイルが2位へ、エリオットが3位へ。
316周目、ジョーンズとカイルの差は1.6秒。
325周目、エリック・アルミローラがスローダウン。
350周目、先頭からジョーンズ、ラーソン、カイル
354周目、6回目のコーション。 トレバー・ベインがウォールにヒット。 各車ピット作業へ。
360周目、リスタート順は、ジョーンズ、ラーソン、エリオット、カイル、ハムリン、ハービック
ジョーンズとカイルのデッドヒートからカイルがリーダーに立った。 
カイル、ジョーンズ、ハービック、ジェイミー・マクマーレイ
396周目、7回目のコーション。 ハービックとエリオットがコンタクトし、エリオットはスピンした。 リードラップカーはピットへ。
402周目、リスタート順は、ジョーンズ、ケンゼス、カイル、ハービック、ハムリン、マクマーレイ
アウト側スタートのハービックが2位へ。
416周目、8回目のコーション。 ランドン・カッシルが後ろの車に押されてバリアへぶつかってクラッシュ。
422周目、リスタート順は、ジョーンズ、ケンゼス、ハービック、カイル、ハムリン
今度はアウトスタートのカイルが2位へ、以下ケンゼス
428周目、ケンゼスがカイルをパスして2位へ。
437周目、カイルはタイヤにチャタリングがあると言っているが。
442周目、ケンゼスはジョーンズに追いついてインから仕掛ける。 カイルも追いついてきて、インから迫る。
444周目、アウトにジョーンズ、ケンゼス。 ミドルにラップダウン車、インにカイル。 カイルは2台を抜けるか?
445周目、カイルを2台をパスしてリーダーに立った。
458周目、カイルがリードを広げる。
461周目、カイルとケンゼスの差は1秒。
465周目、ケンゼスとジョーンズの2位争いから、ジョーンズが2位へ。
470周目、カイルとジョーンズの差は1.2秒。 カイルは無線で、このトリプル・スウィープはプレイオフに向けてモチベーションを上げるために絶対必要だ、と言っている。
476周目、差は0.7秒差。
482周目、ハムリンがケンゼスをパスして3位へ。 どっちにしても今日はずっとトヨタのワンツースリーが続いている。
487周目、ジョーンズは0.5秒差に詰めてきたが、ここまでか。
ゴール順、カイル、ジョーンズ、ハムリン、ケンゼス、カート・ブッシュ、ディロン、ベイン、ハービック、ラーソン、ブレイニー

カイルはブリストル6勝目、3シリーズ・ウィークエンド・スウィープは2度目の達成。

カイルのコメント: ジョーンズに苦しめられたよ。 全力を出し切った。 車は完璧ではなかった、でも自分自身が完璧だったわけでもないんだ。 チームが頑張ってくれた、誇りに思う。 (ブーイングが聞こえますが)気にしてないよ。 みんなで騒いでくれればうれしいね。

スウィープの箒を受け取って車の屋根で箒で掃くパフォーマンスのカイルはうれしそうだ。

さらにカイルのコメント: (カップシリーズのブリストル6勝目には6年かかったが)もちろんここまで楽ではなかった。 ジョーンズにずっとバトルを強いられた。 彼には感謝している。チームメイトのようにクリーンにバトルをしてくれた。 彼のような若い才能がNASCAR界にいるのは素晴しいことさ。 6勝目まで長かったけど全ての歓声やブーイングまでも素晴しいと感じているよ。
(声援やブーングについては?)色々な不確定要素があるから常に自分の思い通りのバトルはできないけど、それを可能にしてくれるのがファンなのさ。 大ファンでも少し好きなだけのファンでも自分のファンがいることが素晴しいんだ。 自分達のパフォーマンスを見て楽しんでくれることが大事なのさ。 アンチがいるのも理解しているし、みんなそれぞれお気に入りのドライバーを応援している。 だから細かいことは気にしていない。 自分らしくいるだけだね。

強すぎてブーイングの多いカイルだが、いや~大人になったねぇ。 ジョーンズのような若いドライバーがいることはいいことだ、なんて。 10年前の自分を覚えているのかな??

ジョーンズのコメント: 結果は仕方ない。 全力で戦って多くのラップもリードできた。 できることはほとんどやった。 予戦はトップで決勝は2位。 あと少しだっただけに本当に残念さよ。 車は最高だった。 でも勝てなかった。悔しいけどこれからもバトルし続けるのみさ。

ジョーンズは20歳、来シーズンはファニチャー・ロウからジョー・ギブスへ移る。 本当にカイルのチームメイトとなる。 10年もしないうちに、NASCAR界をしょって立つドライバーになると思うよ。

今日のレースを終えてのバブル・スタンディングは。
 14位 チェイス・エリオット  +69
 15位 マット・ケンゼス   +61
 16位 ジェイミー・マクマーレイ  +58
 17位 クリント・ボウヤー  -58
 18位 ジョーイ・ロガーノ  -117
 19位 エリック・ジョーンズ  -126
by replicant913 | 2017-08-29 15:55 | モータースポーツ | Trackback | Comments(0)

標高1130の北軽、そろそろ春かニャ by ルゥとマーク


by Replicant913
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31