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NASCAR 2017 開幕戦デイトナ

開幕戦デイトナは雲ひとつない快晴。 近頃よく雨に見舞われるデイトナだが、快晴はうれしい。
数年間NASCARトップカテゴリーのレースはスプリントカップと呼ばれていたが、今年からスポンサーが変わり、モンスターエナジー・ナスカーカップシリーズとなった。 スプリントガールズもモンスターガールズとなり、それまでのレーシングスーツ姿から黒いきわどいボンディングウェアになって、びっくり!
まだまだ変更はある。 後半10戦はチェイスと呼ばれていたが、プレイオフ という名になった。
1レースを3ステージに分けて、それぞれのステージの勝者に10ポイントが与えられる。またプレーオフポイントなるものも与えられ、プレーオフのラウンド8までそのポイントは持ち越し、最終ホームステッドでは4名がそれまでのポイントは関係なしに戦うことになる。 つまり昨年まではレギュラーシーズンに1回勝てば、ほぼチェイスに進めたが、今年はレギュラー26戦も気が抜けないレースが続くことになった。
1周リードすれば与えられた1ポイントはなくなり、最多リードラップに与えられたポイントもなくなった。
さらにリアスポイラーやフロントスプリッターはより小さくなり、ますますダウンフォースが小さくなる方向性だ。
1周2.5マイルを200周500マイルのレース。 ステージ1・2は60周 ファイナルは80周 燃料は44~48周
ポールポジションはチェイス・エリオット  フロントローはデイル・アーンハートJr

オープニングラップ、チェイス、ジュニア、デニー・ハムリン、ジェイミー・マクマーレイ、クリント・ボウヤー
4周目、ジュニアがラインをはずされて後退。 先頭からエリオット、マクマーレイ、ハムリン
7周目、インラインから、マクマーレイ、ケヴィン・ハービック、ブラッド・ケセロウスキー
15周目、ジョーイ・ロガーノが単独でピットへ入った、ルースホイールとのこと。
18周目、トヨタ勢がいっせいにピットへ入った。 ダニエル・スアレスはピット入り口でのミスによりペナルティを受けた。 マット・ケンゼスもなぜか再ピット。 トヨタの作戦にほころびか?
19周目、マクマーレイ、ハービック、エリオット
26周目、ハービック、ケセロウスキー、カイル・ラーソン、ライアン・ブレイニー、カート・ブッシュ、エリオット
27周目、先頭ハービックなどがピットへ向かった。ピット入り口でコーリー・ラジョイが減速できずコースへ戻したらウォールにヒットした。
1回目のコーション。 残りの車がピット作業。
36周目、リスタート順は、ハービック、マクマーレイ、カイル・ブッシュ、ハムリン、マーティン・トゥーレックスJr
38周目、ハービック、カイル、ハムリン
42周目、カイルがハービックをパスしてリーダー、以下ハービック、トゥーレックス、ハムリン、ブレイニー
43周目、トゥーレックスがアウトからリーダーへ。
44周目、トゥーレックスがラインをはずされて、先頭はブレイニー、カイル、ケセロウスキー、ハービック
46周目、カイルが抜け出した、以下ハービック、ブレイニー
49周目、ブレイニーとカイルが先頭に並んだ。
52周目、カイルがまた抜け出した。
58周目、トゥーレックスとエリック・ジョーンズがピットへ入った。 今年から2カー体制になったファニチャーロウ・レーシングの戦略か?
60周目、ステージ1終了。 カイル、ハービック、ブレイニー、ケセロウスキー、ジュニア、ラーソン、マクマーレイ、ハムリン、ジミー・ジョンソン、ダニカ・パトリック 以上10位までは順位に応じたポイントがもらえる。
2回目のコーション。
63周目、ピットオープン。 各車ピット作業で4タイヤチェンジが多い。
68周目、リスタート順は、ラーソン(2タイヤ)、ハービック、カイル、ブレイニー、ジュニア、ジョンソン
75周目、アウトラインが伸びる、先頭からハービック、ブレイニー、ジョンソン、ロガーノ インラインにはラーソン、カイル
81周目、トヨタ勢がいっせいにピットへ入ったが、トゥーレックスは入らない。 トヨタ勢は2タイヤチェンジ。
87周目、リーダーのハービックの前にカイルとスアレスがついた、抜かれればラップダウンだが、スピードは保っている。
90周目、リードラップカーがピットへ入って2タイヤチェンジ。
先頭からジョンソン、クリス・ブッシャー、エリオット・サドラー
98周目、先頭からジュニア、サドラー、ジョンソン  その前にはカイル、スアレス、ケンゼスが走っている。
105周目、カイルが突然回転して横を向き、スアレスがTボーンクラッシュ。後ろのケンゼス、タイ・ディロンも突っ込んだ。 リーダーのジュニアも右をこすり、タイヤハウスがめくれてしまった。
先頭から、サドラー、ジュニア、ジョンソン だがレッドフラッグとなった。
6分後イエローコーションに戻ったので、ダメージのある車はピット作業。 今年の変更で、ガレージへ行くとリタイア、またピットで5分以上作業にかかるとリタイア、ピットで成型パーツを交換するのもダメ、となってしまった。 なんとか修復してまた走るのがNASCARのおもしろさだったのになぁ・・・・・・
ジュニアはガレージへ向かった、つまりリタイア、当然カイルも。
113周目、リスタート順は、ハービック、ダニカ、カート、ロガーノ、ケセロウスキー、ブレイニー
120周目、ステージ2終了。 ハービック、ロガーノ、カート、ケセロウスキー、ダニカ、A.J.アルメンディンガー、ボウヤー、ロガーノ、ライアン・ニューマン、ブレイニー
4回目のコーション。
122周目、ピットオープン。 ピットへ入らない戦略の車も多い。
126周目、リスタート順は、ラーソン(ステイアウト)、ジョンソン、エリオット、トレバー・ベイン、ケイシー・ケイン、マイケル・マクドウェル
128周目、5回目のコーション。 3位あたり走行のジョンソンが後ろのマクマーレイにつつかれて下へ下りたことろ後ろのベインとぶつかって回ってしまった。 後続がチェーンリアクションで、ダニカ、ハービック、ボウヤー、ブッシャー、ハムリンなどが巻き込まれた。
134周目、リスタート順は、エリオット、ケイン、マクマーレイ、オースティン・ディロン、ケセロウスキー、ブレイニー
136周目、ハービックがオーバーヒートでピットへ入った。 先頭からケイン、ディロン、エリオット
6回目のコーション。 3ワイドのインラインにいたブレイニーのスピードが上がらず、後ろのサドラーがコンタクト。サドラーがミドルラインへ動き、ベインや外のリッキー・ステンハウスJrをぶつかった。 ブレイニーがピットへ入りたくて減速したために怒った事故。
142周目、リスタート順は、ケイン、ディロン、ロガーノ、エリオット、マクドウェル、マクマーレイ
7回目のコーション。 3列目アウトラインのマクマーレイが前のエリオットをプッシュ。マクマーレイはウォールにヒット、後続も巻き添えに。 ケセロウスキー、ハムリン、スアレス、タイ・ディロン、ニューマンなどが巻き込まれた。
149周目、リスタート順は、ディロン、ケイン、ロガーノ、マクドウェル、コール・ウィット、ポール・メナード
150周目、8回目のコーション。 エリオットにプッシュされてジョーイ・ゲイズがインフィールドへコースアウト。リードラップカーはピットへ入った。これがファイナルピットか。
154周目、リスタート順は、ウィット(ステイアウト)、エリック・アルミローラ、ラーソン、メナード、トゥーレックス、ベイン
156周目、アルミローラがトップを守っている、以下ラーソン、トゥーレックス
157周目、ラーソンがリーダー、以下ブレイニー、エリオット
158周目、カートが3位に、さらにカートは2位へ上がった。
161周目、ラーソン、カート、ブレイニー
162周目、ブレイニーがラインからはずされて、先頭からラーソン、カート、エリオット、ロガーノ
163周目、ロガーノがインから伸びてラーソンに並ぶ。
171周目、ロガーノ、エリオット、トゥーレックス、ディロン、ラーソンがシングルファイルになった。
172周目、アウトラインから、トゥーレックス、カートが上がってきた。
174周目、エリオットがすかさずアウトのトゥーレックスの前へ動いた。
175周目、エリオットが抜け出した、以下ロガーノ、トゥーレックス、ディロン、カート
180周目、ロガーノがラインをはずされて後退。 先頭からエリオット、トゥーレックス、カート、ラーソン、ケインのシングルファイル。
188周目、3位のカートの無線で、燃料がワンラップショートだと言っているが。
191周目、トレインの12位にいるロガーノがインへ動きたそうだ。
192周目、ブレイニー、ディロン、ロガーノがインラインを作った。
193周目、シングルファイルに戻った。
194周目、またもロガーノがインへ出るが、後に誰もついて来ない。 やっぱり嫌われ者なのか?
197周目、ラーソンがカートをインからパス。 先頭からエリオット、トゥーレックス、ラーソン、カート
198周目、エリオットがわずかにインへ動いたところ、トゥーレックスがすっと前へ、ラーソンがついていく。 エリオットははずされて後退、燃料がないのか?
199周目、ラーソンがインへ下りてトゥーレックスの前へ。 カートがついていく。 先頭からラーソン、カート、ケイン、メナード、アルメンディンガー
ファイナルラップ、インにブレイニー、ロガーノ。 ラーソンが押さえようとしたのかインへ動いて、カートがアウトから前へ出た。 インラインから迫ってきたブレイニーがミドルへ動いてラーソンをパスして2位へ。 うごい終盤の動き。
ゴール順、カート、ブレイニー、アルメンディンガー、アルミローラ、メナード、ロガーノ、ケイン、マイケル・ウォルトリップ、マット・ディベネデット、ベイン

レース巧者カートは3位でずっと我慢して燃料をセーブ、ファイナルラップの半周にかけて見事勝利。 プレートレースでは初勝利だ。
ラーソンがインへ動いたおかげか。 ブレイニーが前へ出る判断もよかった。

カートのコメント: まったく予想できないレースになることは予想できた。パネルは曲がっていたしマシンはボロボロだったんだ。走れば走るほどコーションが出て優位に立てたね。 終盤はみんあクリーンにレースをしてた。フォードの為にもデイトナ500で勝ててよかった。 最後は後ろを気にせずにハイラインで勝負に出たが、フィニッシュラインまでリーダーを守りきれるとは思っていなかった。でも最高のチームワークでビクトリーレーンに立てたよ。

ブレイニーのコメント: 残り10周くらいから何度もアタックしようとしたが、何も起こらなくて。 車は速かった。

なんと15台がリタイア、それもビッグネームがどんどん消えていくサバイバルレースとなった。
しかしレースを3つのステージに分けてポイントを争わせるという今年の形、序盤から、いつもの終盤のような争いになったのはいいのかも知れないが、いつ出るかわからないコーションによって戦略が変わるのがおもしろかったのに、1つの長いレースとしての駆け引きが見られなくなったのはどうなのか?
by replicant913 | 2017-03-03 15:53 | モータースポーツ | Trackback | Comments(0)

標高1130の北軽、そろそろ春かニャ by ルゥとマーク


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